トマトソースや野菜スープ、カレー、スパゲティなどのトマトを使った料理を作っていると酸味が強過ぎることってよくあると思います。
せっかく手間隙かけて作っても酸っぱすぎては家族にも食べてもらえません。どのようにすれば酸味を抑えることができるのでしょうか?まず、ネットやテレビ、本などでよく言われているトマトの酸味を和らげてまろやかにする調味料や調理法を集めて見ました。
以上のような方法がありましたが、これでもまだ酸味を抑えることができない場合、他にどのようにすれば酸味をとることができるのか調べてみました。
ホールトマト(トマトの水煮缶)を使った料理を作っていて酸味が強かったりすると、作り方に問題があったのではないかと考えがちですが、実は、トマト缶の方に問題がある場合もあるようです。
ホールトマトなんてどこのメーカーも同じだと思っている方も多いと思いますが、実際はトマトの品種やメーカーによって酸味や味がかなり違ってくるそうです。
なので、トマト缶を購入するときはメーカーや使用しているトマトの品種にも注意したほうが良いでしょう。特にサンマルツァーノ種は甘みが強くてお奨めだそうです。
トマト缶の原材料が書いてあるところに「クエン酸」と書かれているもや、普通のトマト缶で使われる品種とは違うトマトや固めのトマトを使って作られているダイストマト缶(カットトマト缶)は酸味が強い場合があるので注意してください。
プロの料理人の方が言っていたのですが、トマトの中にある種とまわりにあるゼリー状のところは酸味が強いそうです。なので、トマト缶を使う場合、手で取り除いてから料理に使うようにすると良いそうです。
トマトの酸味がきついときは、重曹をごく少量を加えることによって酸味を抑えることができるそうです。アルカリ性の重曹を加えることによって酸性のトマトと反応して中和されるためだそうです。
ただ入れすぎると味が悪くなったり、酸味が全く無くなったりするので注意してください。
貝殻や蟹の甲羅をトマトと一緒に煮ることによってトマトの酸味を消すことができるそうです。殻に含まれているカルシウムが煮ることによって溶け出し、トマトに含まれているクエン酸と反応して酸味が消えるそうです。
実際に私も、あさりの殻を使ってトマトと一緒に煮てトマトソースを作ってみたことがあるのですが、本当に酸味が短時間で減ってしまいます。
逆に酸味が減りすぎて物足りなくなってしまうぐらいでしたので、酸味を残したい料理の場合は、あまり長い時間は煮ないほうが良いと思います。
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