イタリアを代表するチーズのひとつにパルミジャーノ・レッジャーノがありますよね。テレビの料理番組でも、パスタやサラダ、リゾットなどのイタリア料理の時には頻繁に登場したりします。
まだ食べたことが無くても名前だけは知っている方も多いのではないでしょうか。今回は、このパルミジャーノ・レッジャーノについていろいろ調べてみました。
パルミジャーノ・レッジャーノはイタリア語で、パルメザンチーズは英語読みだそうです。これだけを見るとチーズ自体は同じ物のように考えてしまいますが実は違います。
パルミジャーノ・レッジャーノという名前は、DOPと呼ばれる原産地名称保護制度の認定を受けたチーズだけが使うことが出来ます。
日本のスーパーなどではパルメザンチーズと言う名前の粉チーズが売られていますが、パルミジャーノ・レッジャーノを使用した製品は殆んど無いそうです。
大抵はパルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズで作られていることが多く、熟成期間も短いことが多いので値段は安いけど、本物に比べて風味が劣ります。
ただ、まったく違う物というわけでも無いので風味は劣りますがパルミジャーノ・レッジャーノの代用として使うことも出来るそうです。
スーパーで粉チーズのパルメザンチーズは売っているけど本物のパルミジャーノ・レッジャーノは売っていない事が多いと思います。
たとえ売っていても少量なのに値段が結構高くて買えないこともあるのではないでしょうか。
このような場合はネットにあるチーズ専門店や輸入食材店で買った方がお得なことが多いようです。
赤カビとは違い、青カビは基本的には食べても大丈夫な物が多いのですが、ごく一部に危険なカビもあるので絶対に安全とはいえません。
たとえ、カビの部分だけ削ったとしても、目に見えないだけで可能性は低いですがチーズの中で広がっている場合もあります。
なので、どうしても食べたい場合は、見た目や臭い、味などに注意しながら削って自己責任で食べるようにしてください。
塊のチーズを使う時に必要になるのがチーズおろし器です。イタリアンのシェフがパスタにチーズおろし器でおろしたてのパルミジャーノ・レッジャーノをかけているのを見たことがあると思います。
チーズおろし器には、チーズグレーターやチーズグラインダーなどの種類があり、好みに合わせて選ぶことが出来ます。
もし無ければ、大根おろしを作る時に使う、おろし金を代用として使っても良いそうです。
開封したパルミジャーノ・レッジャーノの塊を保存する場合ラップで包んで冷蔵庫で保存する人が多いようです。
ただ、ラップだと細菌が増えやすいのでパラフィン紙に包んで冷蔵庫の中でも温度の高いところで保存する方が良いそうです。
冷凍保存には向かないと言われていますが、ネットで調べると冷凍庫で保存している人が結構いました。
冷凍保存用の袋に入れて保存して、使うときは解凍しないで凍ったままの状態で使うほうが良いそうです。
ただやはり、冷凍するとどうしても風味が落ちてしまうそうです。
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