皆さんは、カスタードパウダー(カスタードクリームパウダー)を使ったことがありますか?名前だけなら聞いたことがある人も多いと思いますが、家庭では使ったことが無い人の方が多いのではないでしょうか。中国では、吉士粉(ヂィシーフェン)と呼ばれており、カスタード餡に加えたり、マーラーカオに加えたりすることが多いです。中華の点心のレシピなどを見ていると時々レシピの材料に「カスタードパウダー」と書いてあることがあると思います。
そのため私もカスタードパウダーは、中華料理で使われることが多い物だと思っていたのですが、調べてみるとプロのパティシエの方も結構使っているようです。
フランスではpoudre a creme(プードル・ア・クレーム)と呼ばれており、カスタードクリームを作る時に使うそうです。今回はこのカスタードパウダーについていろいろ調べてみました。
カスタードパウダーは既に香料、砂糖、デンプン、着色料などが入っているので、少量だけ必要な時や時間が無い時などに使うと、とても便利です。
卵黄が入っていないカスタードパウダーで作ると卵臭さも無く、痛みにくく、卵アレルギーの方でも食べることができますし、残った卵白の使い道を考える必要がありません。
(カスタードパウダーに卵黄を使用した製品もあるようですので、卵アレルギーの方は購入するときは原材料を確認するようにしてください)
製菓材料の専門店、大手デパート、中華・エスニック食材店などで買うことが出来るようです。近くにこのようなお店が無かったり、あっても売っていなかった場合はネットで購入すると便利です。
メーカーによって使い方に違いがあり、冷たい水や牛乳を加えてかき混ぜるだけで完成する製品もあれば、混ぜ合わせてから加熱しなければいけない製品もありますので購入する時に注意してください。
牛乳が嫌いな方の場合は、豆乳を使って作ることも出来ます。お好みで、コクを出すために生クリーム、バター、卵アレルギーでなければ卵黄などを加えたり、洋酒、バニラビーンズなどを加えて香りを足しても良いです。
レシピに「カスタードパウダー」と書かれていても家には置いてないことが多いと思います。このような場合、何を代用にして使えば良いのか調べてみました。
などのような材料が代用として使うことが出来るようです。ただ、カスタードパウダーには黄色の食用色素や香料以外にも砂糖などが加えられている事が多いので、それを考慮してレシピの分量を加減する必要があります。
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