カレーに使われるスパイスはたくさんありますが、その中でも特に重要なスパイスの一つにクミンがあります。クミンはエジプトなどを原産とするセリ科の植物で、香りと味のある種子の「クミンシード」とよばれている部分を東南アジアから中東、ヨーロッパにかけた広い地域で古くから料理や薬につかわれてきました。インド料理のレシピなどを見ると良く分かると思いますが、コリアンダーやターメリック、チリーペッパーなどと同じように多くの料理に使われているスパイスです。
今回は、みなさんも大好きなカレーライスにも使われているスパイスの一つであるクミンについていろいろ書いていきたいと思います。
クミンを使った料理は世界各地にたくさんありますが、どのような物に使われているのか調べてみました。
などのような料理に使われているそうです。まだこのような料理に使ったことが無い方は一度お試しください。
私がクミンの香りを初めてかいだ時に思ったのですが、梅干しの香りと良く似ているなぁと感じました。
まだ、試したことは無いのですが、梅干しと相性の良い和風の食材をクミンと一緒に料理すれば美味しい物が出来るかもしれません。
スーパーなどで、クミンパウダーを置いている所は多いと思いますが、クミンシードはなかなか置いていないことの方が多いのではないでしょうか。このような場合はネットで購入すると割安なお店もあるのでお徳ですよ。
パウダーもシード(ホール)も両方欲しい場合は、とりあえず、シードの方を買っておいて、パウダーが必要になったらシードを乾煎りしてからミルサーなどで粉末にして使っても良いかもしれません。
インド料理などのレシピを見ていると、料理によって使うクミンがパウダーだったり、シード(ホール)だったりと違っていることがあると思いますが、どのように使い分ければよいのでしょうか。
まず、ホールの方ですが、こちらはインドではスタータースパイスとして使われることが多いようです。
スタータースパイスとは、最初に油でいためて香りを引き出すために使うスパイスのことを言います。
クミンシード以外にも、クローブシード、ローリエ、赤唐辛子、コリアンダーシード、マスタードシード、シナモンスティックなどを使ったりすることがあり、スパイスの種類によっては、炒めた後、取り除く場合もあります。
パウダーの方は、料理を作っている途中で加えたり、香りを足すために仕上げに使ったりする事が多いです。
クミンにはどのような栄養が含まれているか調べてみました。ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類も含まれているのですが、特に目立ったのは、ミネラルがとても豊富に含まれている所でした。鉄分やカルシウムなどがとても多く含まれているようです。
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