皆さんは、陳皮って知っていますか。陳皮は、漢方薬で使われる原料のひとつで、みかんの皮を干して乾燥させて1年以上たった物のことをそう呼びます。そして古ければ古いほど良い物になるそうです。また陳皮は、漢方薬の原料として使われるだけでなく料理でも使われたりします。
特に中華料理で使うことが多く、中華料理のレシピの材料に陳皮と書いてあるのを見たことがある人もいると思います。今回は、この陳皮の作り方や利用法についていろいろ調べてみました。
陳皮は、わざわざ買ったりしなくても家庭で簡単に作ることができます。日本では、温州みかんの皮を使って作ることが多いです。
まず、温州みかんを用意しますが、外の皮だけ使うので中身は食べてください。それから、農薬が気になる方は無農薬で栽培された、温州みかんの皮で作るようにしてください。
みかんの皮についている汚れや農薬などを落とすために、みかんのヘタを取ってからしっかりと水洗いします。ぬるま湯や洗剤などで洗う人もいるようです。
みかんの皮を剥いて使いやすい大きさに切り、ザルに入れて日光が当たる場所に置いて完全にカラカラに乾燥するまで何日も天日干しを繰り返します。
ネットで陳皮の作り方を調べて見ると、干し方に天日干しと陰干しの2種類の方法が書かれていたりします。
どちらが本当に正しいのか良く分かりませんが、私の場合は陰干しだと時間がかかって面倒なので天日干しにして作っています。
陰干しで作りたい方は、カビがはえたりしないように風通しの良い所で作るようにしてください。
そして、完全に乾燥したら完成です。粉末で使いたい方は、この後にミルサーなどにかけます。
温州みかんが手に入らない時期や自分で作るのはめんどくさいと言う方は、お店で購入すると良いでしょう。もし近所のお店で売られていない場合は通販での購入が便利です。
実は皆さんが知らないうちに陳皮が入っている物を使っていたりします。なんだとおもいますか?実は、皆さんが大好きなカレーに使われる香辛料や薬味としてよく使う七味唐辛子に使われていたりします。
せっかく陳皮を買ったり手作りしたのなら、いろいろな物に使ってみたいですよね。どのような使い道があるのか調べてみました。
などのような物に使うことが出来るようです。他にも料理ではないですが、入浴剤としても使えるそうです。
密閉容器に入れて冷暗所で保存をしている人が多いですが、私の場合、湿気が気になるので手作りした陳皮は冷凍庫や冷蔵庫で保存しています。
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